都電荒川線沿線さんぽ
2020.06.05
またもや歩いて参りました。
本日はタイトルの通り、都電荒川線です。
なぜ都電荒川線か。
この路線は個人的馴染みのない路線だったので、冒険心をかきたてられたのと、新しい景色をみて新鮮な気持ちになりたかったから。
おうちにいる時間が長いから気持ちがウズウズしているんだろうなぁ。
それと、そろそろネタが・・・(笑)ネタ募集中です!←
今回下調べの段階で、やはりあまり馴染みない地域の路線だったので、駅間の位置把握が正直パッとしませんでした。
停留所数は30ヶ所。
起点は三ノ輪橋停留場(荒川区)から、終点は早稲田停留場(新宿区)で、路線距離は12.2km。
停留所数は山手線と同じ数あるけど、路線距離自体は以前歩いた京王井の頭線と同じぐらい。
これならまた4~5時間ほどで歩けるかな。
スタートはアクセスのしやすさから早稲田停留場から。
時間の設定も大まかに組み、出発。
今回は停留所数が30ヶ所と多いので大まかに下記4つに分けて、合わせて番外編を1つ追加しまとめてみました。
乗換が比較的多い主要駅をおさえてみました。
では、スタート。
1.早稲田停留場 から 大塚駅前停留場
11:38 早稲田停留場
11:48 面影橋停留場
11:58 学習院下停留場
12:06 鬼子母神前停留場
12:25 都電雑司ヶ谷停留場
12:31 東池袋四丁目停留場
12:42 向原停留場
12:49 大塚駅前停留場
東西線早稲田駅から新目白通りに出て歩いていると、道の真ん中に突然現れる都電荒川線早稲田停留場。
初見でこの通りを車で走っていたら少し驚いてしまいそうな。はたまた、気が付いたら道の真ん中を電車が走っている!?なんてことも?・・・それはないか(笑)
この区間は面影橋ぐらいまでは道路の真ん中を路線が通っているので、停留所降りて歩道に行くまではこんな感じ。
道の真ん中に立つ、しかも人一人分ぐらいの幅で、なんてことそうそうないのでつい撮りました。
新しい景色です。
(わすれものかな…)
鬼子母神前では、線路沿いから逸れたところにある鬼子母神表参道が気になったので立ち寄り。
ケヤキ並木になっていて、木陰と生活音でなんだか心地良い空間。
少し進んだ先には鬼子母神堂と武芳稲荷があり、大イチョウの木や駄菓子屋さんがあったりと、なんだか落ち着くところでした。
東池袋四丁目から向原までは住宅地に挟まれた狭い線路沿いを抜け、向原から大塚駅前の区間では大塚バラロードと、バラの色鮮やかさに癒されました。
3週間ぐらい前に通ったときより、萎れているものが多かったけど、まだまだ見応えはありました。
ちなみに3週間前はこんな感じ。
(構図が違くてすみません。)
大塚駅前はJR線の駅だけあり、賑わっていました。
2.巣鴨新田停留場 から 王子駅前停留場
12:58 巣鴨新田停留場
13:06 庚申塚停留場
13:12 新庚申塚停留場
13:19 西ヶ原四丁目停留場
13:26 滝野川一丁目停留場
13:34 飛鳥山停留場
13:45 王子駅前停留場
この区間は主に線路沿いと、住宅街を歩きました。
住宅街に入る前、庚申塚は巣鴨と繋がる巣鴨地蔵通りが近くにあり、街の特色が出ていて少しタイムスリップした気持ちになりました。
住宅街ではこの道であっているかなと少し不安になりつつも、聞こえてくる遮断機の音を頼りに進みました。
道が開け、飛鳥山公園。
ここは飛鳥の小径というアジサイの名所と、あすかパークレールという無料で乗れる小さなモノレールがあるということを事前に調べていました。
「ここが飛鳥山公園か~!」
「はっ!これが噂の乗り物…!」
なんていろんなところをキョロキョロしつつ歩いていたら全く写真を撮らず、気が付いたら王子駅前でした(笑)
そして今回一番行きたかった飛鳥の小径。
アジサイの時期なのでここは絶対に外せない!と意気込んでいたんですが、王子駅前を通過してから立ち寄っていないことに気が付くという痛恨のミス。
引き返すか考えたんですが、とりあえず進んで終着となる三ノ輪橋まで着いて体力と時間があったらもう一度飛鳥山へ行こう。
そう決めて歩みを進めました。
3.栄町停留場 から 町屋駅前停留場
13:53 栄町停留場
13:59 梶原停留場
14:10 荒川車庫前停留場
14:21 荒川遊園地前停留場
14:28 小台停留場
14:33 宮の前停留場
14:40 熊野前停留場
14:51 東尾久三丁目停留場
14:56 町屋二丁目停留場
15:03 町屋駅前停留場
この区間は車と平行して進む道路で、線路沿いを迷うことなく進めました。
「そういや潰れたんだっけな?でも遠目から見える観覧車の看板は下ろしてないなぁ。」なんて考えていると、
リニューアル工事中・・・!
勝手に潰しちゃってごめんなさい!!
あらかわ遊園、名前は知ってましたが行ったことはないので、リニューアルオープンした際はぜひ遊びに行きたいなぁ。
停留所を撮っていて気が付いたのですが、車が多く通る道路と並行して走る区間の停留所は幅がとても狭い。
路面電車だからこその狭さを感じますね。
4.荒川七丁目停留場 から 三ノ輪橋停留場
15:11 荒川七丁目停留所
15:16 荒川二丁目停留所
15:25 荒川区役所前停留所
15:29 荒川一中前停留所
15:36 三ノ輪橋停留所
ゴールも間近。でもその前に町屋駅前にアジサイを見つけ、人通りの少なさから写真撮ってました。
バラも咲いていました。
荒川七丁目から荒川二丁目に向かう途中、左手にある大きい敷地が気になりました。
見てみると下水処理場と大きい公園があることを知りました。
のちのち調べてみるとこの公園は荒川自然公園といい、下水道局の上に人工地盤を造り設置された公園だそうで、1982年に「新東京百景」に選定されたみたい。
詳細は、、、
新東京百景・・・。そんなものがあったのか。
東京生まれだけど、知らないことまだまだたくさんあって面白いなぁ。
荒川一中前から三ノ輪橋まではジョイフル三ノ輪というアーケード商店街がありました。
三ノ輪橋に近付くにつれ、店数と賑わいが増えて、店舗も惣菜・和菓子・パンなどの食料品から、衣類・日用品などの生活必需品、銭湯もありました。
地域の人たちの生活をうかがうことができる商店街は歩いていて楽しいです。
でも楽しみ方をまだ熟知していないので、もう少し歩きなれたら商店街散策も開始してみようと考えています。
商店街を抜け、目の前は終点の三ノ輪橋停留場。
起終点のわりにひっそりとした雰囲気。
終着まで歩いてきたけど、歩いている途中も頭にあったのは「飛鳥の小径」のアジサイ。
大きい寄り道をせず、ずんずん突き進んだので体力も時間も思った以上に残ってました。
さすがに来た道を歩いて戻るなんてほどの体力バカではないので、せっかくなので乗ったことのない都電荒川線に初乗車して飛鳥山公園に向かいます。
5.番外編 都電荒川線乗車
乗車にあたり歩いていてまず気になったのは、全ての駅に改札がないこと。
乗り方を調べてみると、都営バスと同様の「前乗り・後降り」で降車時は降車ボタンを押して知らせる。
料金は現金170円/90円(大人/小人)、交通ICカード168円/84円(大人/小人)
運転手のみのワンマン運転。
「なんだ、バスじゃん。」
率直な感想。
まるでバスだけど、ちゃんとレールの上を走っていたので電車でした。
(詳しい電車の定義は知りません。)
乗り慣れてます。なんてフリをしつつ、内心ソワソワ。目はキョロキョロ。
平日の夕暮れ前だからってのもあったからか、乗車率はお年寄りが大半で席も結構埋まってました。
乗車区間は三ノ輪橋から王子駅前の約30分間でしたが、歩くたびに電車は文明の利器だなぁ。と毎回実感します。
初乗車も済ませ、戻ってきました。飛鳥山公園。
アジサイの開花は7割ぐらいかな。
色鮮やかに咲いているものもたくさんあり、とてもきれいでした。
この日歩いた距離は合計で22.8km(34,609歩)でした。
外出るときは1日平均で5kmぐらいなので結構歩いたね。
この時期は熱中症はもちろん日焼けが厄介。
今回もきっちり日焼け止めを塗ったはずだったんですが、後ろ首を塗り損ねたみたいで、そこだけちゃんと日焼けしてしまい、ヒリヒリ。
日焼けは火傷と同じだから、重症化すると大変なのできちんと対策とケアをしていきたいですね。
そろそろ季節も梅雨入りとなるので歩く機会は減りそうだけど、この期間で気になる地域などを調べてみようかなと思います。
さてさて、次はどこへ行こうかな。