登山初心者が陣馬山から高尾山縦走
2018.09.18
今年の冬に放送されていたアニメ、ゆるキャン△
ゆるキャン△ 第1話「ふじさんとカレーめん」 アニメ/動画 - ニコニコ動画
見事に夢中になり舞台である身延まで行ったりとしたが、放送が終わりロス。
と、そこに目に留まったのがヤマノススメ。
以前からこのアニメの存在は知っていたが未視聴だったのでいざ視聴。
1期は5分アニメで手軽に見やすく、気付いたら1クール終わり。
2期からは15分アニメになり全24話。
観進めていくにつれ、次の話は…!と楽しみになり、その途中で3期が始まるとの情報を聞く。これはこれは、夏の楽しみができたぞ!!
2期の後にOVAも30分アニメとして1話あり、3期が始まるまでにすっかり作品のファンになってしまいました。
ヤマノススメ サードシーズン 第1話「筑波山で初デート!?」 - ニコニコ動画
(3期アニメ1話もリンクしておきます)
という感じで、山ブーム到来です。
以前書いたこの記事
この最後に“影響されやすい人間なので”と書いているけどこの影響はヤマノススメだよ。
まぁそれは置いといて、この記事を書いてから縦走の計画を立て始めていました。
交通アクセス、登山ルート、装備、体力……、万全の準備をし当日。
まず向かうは電車で高尾駅。高尾駅下車後、北口から出ている陣馬高原下行(霊園32)バスに乗車。平日だったこともあり、途中にある小学校の生徒さんがたくさん乗車しており、他にも会社員がちらほらと。登山客は10名ほど。
7:35に出発し、8:15に陣馬高原下に到着。
バス停近くにあった案内マップを写真に撮り、この撮り始めた時間から登山開始。
始まりは舗装された道を進み、いざ本格的なコースへ。
キツイとは聞いていたが、マジでキツイ。
木の根をひたすら、ひたすらに上る。
足元も少し湿っていて滑りやすいところもあり、体力だけでなく神経も使いました。
息を切らしつつも開始から80分、陣馬山頂。
雲が多くそんなに遠くは見えなかったけど、周りに何もない解放感。
茶屋があったが立ち寄ることを全く考えてなかったので、水分補給して次へ。
次の山は景信山。
距離があるのでさくさく進みます。
先ほどみたいにキツイ上りもなく、むしろ低い方へ進んでるので気持ちはだいぶ楽。
途中の明王峠で少し休憩し再出発。休憩時間含め、陣馬山頂から景信山頂には125分で到着。
家々が見えてきました。
時刻は12時。昼食を取るか少し迷い、先ほどの小休憩で行動食をつまんだので次の山頂で取ることに。
景色を楽しみつつ少し長めに休憩を取り、次の山、小仏城山へ。
写真を撮る余裕がなかったのでないですが、ここの区間は石が多くよく滑る。
後ろから来る人たちは難なく下っていて、「これが経験の差か…。」と実感しました。
上りもそうですが、下りにも慣れたいです。
苦戦しつつも、景信山頂から50分で小仏城山頂に到着。
昼食を取り、残すは高尾山。
前回来たことあるコースなだけあって、先ほどよりも安心感が断然違います。
そして高尾山から足を延ばした人たちが多いからか、城山から一気に人が増えた印象。
小仏城山頂から45分で高尾山頂に到着。
朝は少し曇っていましたが、気が付いたら晴れていて程よく暑かったです。
そして高尾山頂にはふらっと来た人から装備ばっちり登山客という人までいろんな格好の人が多く、ここって本当に山なの?って不思議に思うことがありますね。高尾山は低山だけど夜になればもちろん真っ暗だし、台風がくれば通れなくなるぐらい荒れるから、適した格好で行こうね。
(先日来た台風24号が通過後2日の写真です。)
最後の山頂もクリアーし、残すは下りるのみ。ケーブルカー乗り場の清滝駅がゴールです。
下りは稲荷山コースからにしました。
高尾山頂から70分で清滝駅に到着。
縦走しきった…!
バスを降り、陣馬高原下から約7時間ぶりの下界です。
くたくたに疲れましたが、疲労から来る達成感は心地が良いです。
登山は登山客同士で挨拶を交わす行為が好きで、今回も挨拶から少し会話をしてくれる方がいらっしゃったり、すれ違いざまにお互い激励を送ったりと、コミュニケーションが取れて楽しいです。
基本単独行動で寂しいなって思うこともありますが、山では一人でも寂しさは半減します(山登り仲間募集中)。
影響から入った山ですが、挑戦すればするほど、次へ次へと挑戦したくなりますね。
自分の行動範囲が広がったので行きたいところが益々増えちゃいました。
さて、次はどこへ行こうかな。